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レアオケ自主制作盤特集 その12:ハンガリー-1

Posted by ジュスマルダホス on 25.2008 東西南北交響楽団   0 comments   0 trackback
レアオケ自主制作盤特集 その11:中南米-1 より

ちょっと面白いところ見つけたので、寄り道してこちらを先に特集します。

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●ハンガリーテレコム響 (ハンガリー響、旧MATAV響)
Magyar Telekom Szimfonikus Zenekar
Hungarian Symphony Orchestra

http://www.telekomzenekar.hu/main.php?inc=bemutatkozas&cat=discography

世界でも類を見ない、電話会社がもつオケの自主制作盤が大量にあるようです。自主制作盤と思われるものだけでも16枚、他社からのリリースも9枚という、なかなかのリリースっぷりに急遽こちらを特集しようと思い立ったわけです。

ここに挙げられている自主制作盤は1994年からなのですが、1999年までの盤がおそらくその年のダイジェスト版みたいな様相なのに対して、2000年からは基本的にシンフォニー1曲になっています。しかも年1回とかではなく、おそらく演奏がよければ出すというコンセプトみたいで、出さない年もあれば数枚出している年もあります。

ということでメイン1,2曲の収録になる2000年以降を見てみましょう。
ちなみに、指揮者は全部当時の音楽監督を務めていたアンドラーシュ・リゲティです。

2000年 ベートーヴェン3番「英雄」
2001年 マーラー6番「悲劇的」
2002年 リスト:ピアノ協奏曲第2番(ピアノ:ガボール・ファルカシュ)、ブラームス3番
2002年 マーラー3番、R.シュトラウス:「ばらの騎士」組曲
2003年 イタリアのメロディ(詳細不明)
2004年 レスピーギ:ローマ三部作
2004年 R.シュトラウス:ドン・キホーテ、ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番
2005年 Tallér Zsófia(タレール・ジョーフィア):Balassi Bálint nevére
2005年 グリンカ:幻想的ワルツ
2005年 マーラー10番(第1楽章)、サン=サーンス3番「オルガン付」
2007年 ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲、バルトーク:オケコン


なんともすごいラインナップです。で、このうちのいくつかが試聴できるので聞いてみましたが、これがどれもすばらしい。

エロイカは1楽章が聞けますが、なんとも爽やかで元気な快演。かなり元気というか、元気すぎて最後の方の盛り上がりが何かしら凄く、思わずゾクゾクしてしまいました。いやーすばらしい。ピリオド奏法ではないようですが、その研究成果はかなり意識して取り込んでいるようです。オケの音のスマートな美しさと切り込みの鋭さが堂に入っています。あまり好きな曲ではないのですが、これは集中して聞けました。自分が振るならこんなエロイカですね。

マラ6はスケルツォ楽章(2楽章か3楽章かで悶着がありますが)が全部聞けるのですが、かなり速いテンポでちょっと前のめりつつパキパキすすみながらも上滑り感がなく、マーラー特有の焦燥感が出ているのがいいです。この感じだと緩徐楽章は薄味な予感がします。ちなみにレヴェルは非常に高くて、びっくりしました。

ブラ3も1楽章ですが、上2つに比べるとちょっと落ちるかも。快速テンポのブラ3ですが、ほどよいしなやかさがあり、ブラームスの粘っこさがちょっと苦手なときがある私には非常に聴きやすい演奏です。弦のサクサク感もかなり私好み。

マラ3はビムバムの5楽章。これだけじゃちょっと分かりませんが、まあ時間的にこの楽章しかサンプルにならないでしょうね。それでも美演だということが分かります。中間部をすこしゆっくりするのが意外。ちなみに東西南北交響楽団本サイトの掲示板にこの演奏を生で聞いた方の書き込みがありました。
http://www.geocities.co.jp/orcheseek/bbslog/17.html


「イタリアのメロディ」はロッシーニの「アルジェのイタリア女」序曲でした。こちらも軽くサクサク、でも潤いを持つなかなかの演奏です。ハンガリーオケは音の処理の軽快さにおいてイタリアオペラとも親和性が高いですが、得てして暗くやせた音になりがちでした。ところがこの演奏はなかなか明るくしなやかな音が出ています。

ついでに自主制作盤じゃないほうのディスクからは1枚だけフィーチャーを。なんとホセ・クーラが新世界を出しています。
(参考サイト) http://tra-voi-belle.blog.so-net.ne.jp/2005-06-20#more

レーベルはクーラの自前レーベルらしいCuibar Production。リンク先の左フレームのPhonoVideoに詳しい情報があります。ちなみにサンプルはこちらで聞けます。

http://kira.romeoandjuliet.net/kireannasweb/Discography/Dvorak/Dvorak.htm

こちらは各楽章ほぼ1分程度のサンプルですが、まあなんともひたすら一直線に元気です。同郷のパイタの如し。あっぱれ。ちなみにカップリングはクーラのピアノ伴奏つきの独唱で、やはりドヴォルザークの歌曲集「愛の歌」だそうです。

聞けたのはこれだけですが、いやー大満足。この調子ならレスピーギとかオルガン付とかラヴェル、オケコンなんかもかなり期待できそうです。これはオケ事務局にコンタクトを取らないと。勢いあまってがっさり買ってしまいそうです。電話会社だけに電話予約のみとか言われたら泣きますが。多分"E-mail"のところに書いてあるメールに問い合わせるのがいいでしょう。

もう少しハンガリーいってみたいと思います。

レアオケ自主制作盤特集 その13:ハンガリー-2
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