Loading…

スポンサーサイト

Posted by ジュスマルダホス on --.-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

若手指揮者特集 その4: アンドリス・ネルソンス

Posted by ジュスマルダホス on 06.2007 極私的マエストロ   0 comments   0 trackback
アンドリス・ネルソンス
Andris Nelsons



ラトヴィアといえばヤンソンス。器楽ではマイスキーとクレーメル。1940年代にとんでもない大御所たちを輩出したこの国はその後目立った音楽家を出していないのでは・・・と思っていたのですが、今回紹介するネルソンスはヴァイオリンのバイバ・スクリデとともにラトヴィアが送り出す久々の大物のようです。


*略歴*

1978年 ラトヴィアのリガで音楽家の家庭に生まれる。
ラトヴィア国立歌劇場管のトランペット奏者として音楽家のスタートを切る。声楽家としても数多くの賞を受賞。
2001年 ラトビア音楽大賞受賞。
同年、学校卒業と同時にサンクト・ペテルブルクへ留学、リムスキー=コルサコフ音楽院にてアレクサンドル・ティトフのもとで学ぶ。
同時期、ネーメ・ヤルヴィ、ヨルマ・パヌラらのマスタークラスにも参加。
02年から、マリス・ヤンソンスに個人的に師事。
03/04年シーズン、ラトビア国立歌劇場の首席指揮者に就任(現在に至る)。
06/07年シーズン、ドイツ・ヘアフォルトの北西ドイツ・フィル首席指揮者および音楽総監督に就任。
06年 アラベラ・シュタインバッハーをソリストとし、バイエルン放送響とショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲(2曲)をオルフェオに録音、07年リリース。

今後2シーズンの間にバイエルン放送響、チューリヒ・トーンハレ管、ヘルシンキ・フィル、BBCフィル、ハノーファー北ドイツ放送フィル、ベルリン放送響などに登場の予定。それ以降も、オスロ・フィル、ロイヤル・ストックホルム・フィル、ヴィーン放送響、ザルツブルク・モーツァルテウム管、フランクフルト放送響、北ドイツ放送響、ドレスデン・フィル、バンベルク響、バーミンガム市響に登場予定。

オペラでは、07年1月のベルリン・ドイツ・オペラの「ラ・ボエーム」でドイツにデビュー、同劇場へは同年6月にワーグナーコンサートで再登場の予定。08年5/6月にはハンブルク歌劇場で「トゥーランドット」、08年12月にはフランクフルト歌劇場でボーイトの「メフィストフェーレ」、08/09年のヴィーン国立歌劇場には「トスカ」と「蝶々夫人」で登場予定。

http://www.kdschmid.de/englisch/02kuenst/1kuenstler.php3?k_id=244
http://de.wikipedia.org/wiki/Andris_Nelsons



私が彼の初めて名前を知ったのは、北西ドイツ・フィルのGMDになったときでしたが、その時はあまり気にしていませんでした。その後すぐにアラベラ・シュタインバッハー独奏のショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲集(Orfeo)の伴奏(バイエルン放送響)でネルソンスという名前を見たときに「あれっ」と思い、注目していました。なんせオケがいきなりバイエルン放送響ですからね。それでちゃんと調べたところ、やはりラトヴィアつながりでヤンソンスとは密接な関係(ていうか師匠)でした。でもそれ以外に情報があまりなく、若手指揮者特集で取り上げるにはネタが少ないなと思っていたのですが、先ほど彼の映像を発見したので慌てて再開した次第です。

ヴェスタルド・シムクス Vestard Shimkus という84年生まれの若手ピアニストと共演したラフマニノフのピアノ協奏曲第3番、2楽章後半?ラストです。オケは手兵ラトヴィア国立歌劇場管。




http://www.youtube.com/watch?v=zHMtEkf7dwM (2楽章後半?3楽章半ば)




http://www.youtube.com/watch?v=ANmeMiKz5bA (3楽章後半)

(ここでは全部にリンクは張りませんが、全曲見ることができるようです。他にも同じ組み合わせでショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番がありました)

まあ映像だけならどうってこともないのですが、ネルソンスの指揮振りを見てびっくりしました。とにかく表情、姿勢、振り方ヤンソンスそっくりです。元の顔は違うのに振り出したらヤンソンスと同じ口と表情になるのにはちょっと笑ってしまいました。肩を縮めて身をかがめ、上から覆いかぶさるように手を広げた後姿も一緒。時々左手に指揮棒を持つパフォーマンスも一緒。鼻まで似て見えますし、ヤンソンスがよくするオペラ座の怪人風の表情(失礼)まで一緒。しまいにはヤンソンス、ネルソンス、どっちのことを書いてんだかもう分からなくなってしまいます。若いころのヤンソンスの映像といっても信じる人は多そうですね。

ちなみにこれがキャプチャ画面。何度もいいますがヤンソンスではありません。


共演しているヴェスタルド・シムクス君もかなりいい音楽を奏でてくれます。テクニックは万全ですし、音楽が熱くなっても品があるのがすばらしい。とげとげしないムストネンとかアンスネスという感じですかね。このコンビでワールドワイドに出てくる日もそう遠くないでしょう。それにしても熱い物に触ってアチッと手を離すような弾き終わりがいつも面白い。



初めてハーディングを見たときも、そのアバド90%ラトル10%という師匠ブレンド的な振り方に仰天したものですが彼のコピーっぷりはそれを上回りますね。バイエルン放送響の人々もさぞかしびっくりしたことでしょう。恐るべし師弟関係。

ちなみにカタカナで「アンドリス・ネルソンス」と入れたら、なんとコンサート・イマジン(音楽事務所)のサイトで紹介されていました。もちろん日本語です。

http://www.concert.co.jp/artist/nelsons/profile.html

ということは、近いうちに来日するのでしょうか。スケジュールを見てもまだ何もないので詳しいことは分かりませんが、少なくとも来日の予定があるのでしょう。楽しみです。


次はグスターボ・ドゥダメルを取り上げる予定だったのですが、ネルソンスの情報集めでちんたらしているうちに彼のロスフィル監督就任ニュースが飛び込み、新譜も次々出ており既に情報が氾濫して更新するタイミングを失ったので別の人にします。


若手指揮者特集 その5へ
スポンサーサイト


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://orcheseek.blog66.fc2.com/tb.php/43-1bd75ef2
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。